日本人の全給料

 週間東洋経済の2006年10月7日号「日本人の全給料」に、企業ごとの30歳のモデル年収が載っていました。企業の平均年収をランキングしたデータはよく見かけますが、企業ごとに平均年齢も勤続年数も違うし、「自分と同じ年の人はいくらもらっているのだろう」という疑問には答えてくれません。ちょうど30歳前後の年齢は視野が広がり出すので、他社との比較によって自分のポジションを確かめたくなります。

 この東洋経済による30歳モデル年収のデータは、「生涯給料」を計算する過程で算出されたようです。企業ごとに30歳時点の年収を知るのは無理なのですが、ここでは厚生労働省のデータを基に「業種ごとに賃金関数を推計し、1歳キザミの年収カーブを算出」することはできるので、企業の属する業種の年収カーブを使って、企業ごとに1歳キザミのモデル年収を推計したそうです。ということは、計算に使った19歳から65歳までの全年齢のモデル年収データがあるみたいですが、雑誌には30歳のモデル年収が参考に載っています。

 この雑誌には、企業ごとにメインの「生涯給料」のみならず、平均年収、平均年齢、平均勤続年数も合わせて載っており、とても興味深く充実した内容になっています。さらに知りたい方は、是非雑誌のバックナンバーを探して一度見てみることをおすすめします。ただし、「生涯給料」という切り口自体は、まだ20代や30代の人には当然興味が沸いてこないですし、転職が当たり前で何が起こるか分からない現代には、あまり興味を引くような切り口ではないとは思います。

 転職の活発な、「情報通信」と「電気機器」をメインに、気になった企業や有名な企業のみ雑誌からデータを抜粋しています。上記のような計算方法で算出された30歳のモデル年収なので、もちろん正確な数字ではないのでしょうが、大きく外れていることも無いと思います。なお、このランキングの対象は上場企業のみです。

情報通信
業界別順位 社名 30歳モデル年収
1 野村総合研究所 853万円
2 ISID 710万円
3 日本オラクル 708万円
4 角川グループホールディングス 702万円
5 シンプレクス・テクノロジー 700万円
6 フューチャーシステムコンサルティング 699万円
7 エックスネット 680万円
8 JSAT 666万円
9 NTTドコモ 651万円
10 バンダイビジュアル 648万円

18 日本電信電話 619万円
20 NTTデータ 617万円
21 KDDI 617万円
27 伊藤忠テクノサイエンス 609万円
28 大塚商会 607万円
33 サイボウズ 591万円
36 住商情報システム 586万円
39 トレンドマイクロ 578万円
40 TIS 576万円
42 東宝 574万円
44 セゾン情報システムズ 572万円
47 スクウェア・エニックス 567万円
51 サイバード 562万円
52 エイベックスグループホールディングス 561万円
56 ACCESS 553万円
65 日本ベリサイン 549万円
71 ギャガコミュニケーションズ 546万円
72 インデックスホールディングス 545万円
75 コナミ 542万円
77 東映 541万円
81 光通信 538万円
82 ヤフー 538万円


電気機器
業界別順位 社名 30歳モデル年収
1 キーエンス 1287万円
2 プリヴェチューリッヒ企業再生グループ 1127万円
3 アクセル 861万円
4 アドバンテスト 828万円
5 ファナック 690万円
6 ソニー 688万円
7 東京エレクトロン 676万円
8 ヒロセ電機 647万円
9 キャノン 632万円
10 大日本スクリーン製造 630万円

19 ローム 580万円
23 リコー 559万円
28 TDK 551万円
29 村田製作所 550万円
30 松下電工 550万円
31 東芝 548万円
32 松下電器産業 547万円
33 カシオ計算機 547万円
36 富士通 546万円
37 NEC 542万円
38 日立製作所 536万円
42 シャープ 529万円
43 オムロン 529万円
46 日本ビクター 523万円
51 パイオニア 518万円
54 三菱電機 514万円
66 セイコーエプソン 505万円
74 コニカミノルタホールディングス 499万円


その他業種
業界別順位 社名 30歳モデル年収
放送業 1 朝日放送 1001万円
2 フジテレビジョン 995万円
3 日本テレビ放送網 902万円
4 テレビ朝日 822万円
石油 1 新日本石油 831万円
2 新日鉱ホールディングス 747万円
3 昭和シェル石油 670万円
4 コスモ石油 656万円
証券 1 スパークス・アセット・マネジメント投信 1101万円
2 マネックス・ビーンズ・ホールディングス 844万円
3 アストマックス 823万円
4 野村ホールディングス 693万円
5 松井証券 673万円
医薬品 1 エーザイ 719万円
2 武田薬品工業 683万円
3 アステラス製薬 662万円
4 そーせい 652万円
5 中外製薬 604万円
銀行 1 三菱UFJファイナンシャルグループ 748万円
2 三井トラスト・ホールディングス 650万円
3 みずほファイナンシャルグループ 646万円
4 新生銀行 619万円
5 三井住友ファイナンシャルグループ 569万円
卸売業 1 三菱商事 884万円
2 三井物産 883万円
3 住友商事 866万円
5 伊藤忠商事 810万円
6 ソフトバンク 780万円
8 丸紅 713万円
輸送用機器 1 トヨタ自動車 644万円
6 ホンダ 574万円
9 日産自動車 534万円
11 マツダ 527万円
12 ダイハツ工業 527万円
建築業 1 大東建託 740万円
2 鹿島 714万円
3 日揮 705万円
4 大林組 700万円
5 大成建設 698万円
食品 1 日清製粉グループ 777万円
2 味の素 742万円
3 キリンビール 741万円
4 サッポロホールディングス 733万円
5 アサヒビール 721万円
サービス 1 ダヴィンチ・アドバイザーズ 1197万円
2 電通 1026万円
3 ドリームインキュベータ 952万円
4 アセット・マネジャーズ 926万円
5 博報堂DYホールディングス 911万円
19 楽天 595万円
小売業 1 丸井 703万円
2 ファーストリテイリング 626万円
3 千趣会 614万円
4 日本マクドナルドホールディングス 599万円
5 フェリシモ 574万円
ブログパーツ
コメント

管理者だけに表示する
 | HOME | 

最近の記事

最近のコメント

転職のお勧め

アクセスランキング

RSSリンク

リンク